摂食障害克服のために、「頑張る」よりもおすすめしたいこと

摂食障害になるのって頑張り屋さんが多いです。
完璧主義で、勉強も部活も仕事も一生懸命頑張る。
頑張らないことは苦手です。
だから、摂食障害を克服するために日々頑張っているという方は多いと思うのです。
頑張りたいのに頑張れなくて自分を責めておられる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
もくじ
摂食障害を克服するために頑張ってきた方へ
今まで私たちは、頑張ったら褒められてきたし頑張ることが良いことだって教えられることが多かったですよね。
頑張ることで信頼されたり、人よりも成果を出せたり、得てきたものもあると思うのです。
とっても、すばらしいことです。
ですが、摂食障害の克服においては頑張ることをちょっと一休みすることをおすすめしたいのです。
先日、脳科学のお勉強をさせていただいたのですが、その中のお話で
無意識こそが本当の私。
本当の自分を身体も脳も知っている。知らないのは私だけ。
意識はかざりみたいなもので、ほとんど存在価値はない。
このようなお話がありました。(細かい言葉の言い回しなどは違っているところがあると思います)
様々な実験データから、こういったことが科学的に証明されているのです。
衝撃的じゃないですか??
自分で意識できるもの(頭で考えていること、意志の力)というのは、かざりだったのです。
私だけが知らない本当の私(無意識)が、私の行動を決定しているのです。
摂食障害を克服したいのにできない理由
私たちは無意識に情報を集めて、無意識に判断して、無意識に行動しているので、それを頭(意識)で考えて操ることってほぼ無理なことなのです。
となると、根性で摂食障害を治す!ってとんでもなく大変なことだということが分かってきます。
摂食障害を克服するには、摂食障害のデメリットがメリットを上回ること、これが必要だと思うのですね。
ですがこのメリット、潜在意識の中にあって気づいていないことがとても多いのです。
私もその一人で、摂食障害にメリットなんてない!と頭では思っていました。
あるとき、実はメリットを持っていたと気づいたときには本当に驚いたのです。
克服したいのにできないのは、意志が弱いからでも、根性が足りないからでもなくて、
私(意識)が知らない本当の私(無意識)が、摂食障害で居たほうがいいと思っているから。
だからまず、本当の私の思い(潜在意識にあるメリット)に気づくことは、とても重要なことだと考えています。
UMIで現実が変わっていく仕組み
UMIの手法では、無意識(潜在意識)のイメージを書き換えていきます。
その結果、意志の力とは関係ないところで変化が起きてきます。
例えば、私は大切にしてもらえないというイメージを書き換えると
同じことが起こっても「大切にされてないからだ」という理由付けをすることが減っていきます。
これって、根性でできるものではないですよね?
大切にされないからだとは思わないぞー!!っていくら頭で思ってもそうはならない。
それは、無意識を意識でコントロールすることはできないからなのです。
だから、無意識部分にアプローチしていくUMIの手法は現実を変えていくのに効果的なのです。
摂食障害の克服は、「頑張る」よりも「ゆるめること」がおすすめです
摂食障害の克服のために、意志の力で頑張って症状を抑えようとする。
これは、ほぼ不可能なことだということが脳の仕組みから見ても分かってきました。
そこでおすすめしたいのが、「ゆるめること」です。
症状を抑えようとする意識が働いたときには、「今、症状が出そうなんだな。それを抑えようとしているんだな。」と、まず客観的に自分を眺めます。
そして、そんな自分に味方してあげます。
症状が出そうで嫌なんだよね。抑えたいんだよね。でもそれができなくて苦しいんだよね。って、しっかり自分の話を聞いてあげます。
頑張り屋さんでずっと頑張ってきたあなたは、どうしてもっと頑張れないんだろう?って自分を責めていませんか?
もうね、頑張りすぎたのです。
頑張った自分も、頑張れない自分も、どんな自分も許してあげてほしいなって思うのです。
そのために、自分の思いに味方して寄り添って、うんうんそうだねって話を聞いてあげてみてほしいのです^^
まとめ
今まで克服のために頑張ってきたことは、決して無駄じゃないと私は思います。
頑張ったことで得たものはきっとあるはずだから^^
でも、それでもうまくいかなかったのなら、一度頑張ることはお休みしてゆるめることをおすすめしたいです^^